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驚異の超絶技巧 明治工芸から現代アートまで 三井記念美術館

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先月半ばに観て来ました

超絶技巧明治工芸の銘品と、その流れをくむ、または新しく生まれた超絶技巧現代アートを集めた美術展でした。

どこまでも緻密で精巧・繊細な明治時代の美術工芸品は、様々な美術展で観て、その度に感動を覚えました。しかし「過去の遺物」として観ていたのだ、と気づきました。この展覧会を観て。

明治工芸と負けず劣らない、緻密で精巧・繊細な美術工芸品は今も着々と生み出されていたのですね。

撮影可能だった作品は二点。
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宮川香山の高浮彫花瓶
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現代アートからは
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高野賢悟origin as a human
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花冠の下のしゃれこうべを埋め尽くしている、粒のようにしか見えないものは極小の桜の花です。「細かさ」に眩暈をおぼえました。
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稲崎栄利子Arcadia

この方の作品も細かい細かい。こんな生き物見た事ありませんが、大海の海溝の底のどこかで、生きていそうな気がします。

現代の進化中超絶技巧を見る楽しみが増えました。

とは言っても、一番気に入ったのは、
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並河靖之 紫陽花花図花

漆黒の闇に浮かぶ紫陽花、見つめていると風に紫陽花がなびきそう。いつまでも見ていたくなりました。






by konohanasnotes | 2017-11-02 22:35 | 美術
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